dan325

コラム

古い役割の喪失と新しい役割への適応

グリーフを勉強していくと必ずと言っていいほど「役割」について知ることになります。 人生において誰もが役割を持っていてその役割を演じているが、喪失体験を通してその後の役割が変わってしまうという文脈で語ら ...

コラム

「取引」はエゴとの戦い

「彼女が助かるなら僕は何でもします!どうか神様、助けてください!」 映画でよく見かけるこんなセリフ、まさか自分が言うとは思いませんでした。そんな安っぽいセリフが口をついて出てしまうほど、追い詰められて ...

コラム

あっちの世界とこっちの世界

あの世はあるのでしょうか。天国は存在するのでしょうか。 正直なところ、喪失体験をするまでそんな命題は大した意味などありませんでした。どっちであっても自分には関係ないし、そこまで真剣に考える必要もなかっ ...

コラム

死別後はいったん留まろう

大切な人がこの世からいなくなってしまうという事実はその後の様々なことに影響を与えるわけですが、伴侶の喪失でもっとも影響を受けるのは私たちです。 目に見えない影響は大きく、それは第三者からは想像すること ...

コラム

あなたは楽しんではいけない

喪失による影響は様々ですが、罪悪感に紐づく価値観の中に「愛する人が亡くなっているのに関わらず、自分の好きな時間を過ごす」「友達と会って楽しむ」といった行為に難色を示すケースがあります。 これはなかなか ...

コラム

グリーフは生と死の間に橋を架ける行為なのかもしれない

先日、Twitter で以下のようなつぶやきをしました。 「生きている」と「死んでいる」の違いは、言葉以上に大きいし、その事実に圧倒的に打ちのめされるのは間違いない。グリーフっていうのはその生と死の境 ...

コラム

衝動

グリーフプロセスは有名な「死の受容のプロセス」をはじめとして様々な段階説が存在します。 そのどれもが深い研究から導き出されたものであり、疑う必要もありませんが、必ずしもその通りに進むかと言えばそこには ...

コラム

哀しみの中に浸っていたい

突如、死別による喪失から悲嘆の中に放り込まれ、茫然自失の中からマイナススタートで自身の人生を再構築し、時間をかけてそれなりの形を作ってきたはずが、実は哀しみを昇華しきれておらず、ずっと悲嘆に暮れるとい ...

コラム

身体の反応を無視してはいけない

グリーフでは、主に心の動きや感情、価値観といった点がフォーカスされやすいですが、一方で、身体にも大きな影響を与えることも見逃せません。もちろん、亡くなられる方は身体的な原因が多くありますが、遺族のほう ...

コラム

断ち切られたものと決して断ち切られることのないもの

愛する人との別れは、それ自体(一次喪失)とそこから派生する二次的喪失に分けることができます。もちろん最も辛く苦しいのは一次喪失であり、これがなければ二次的喪失は起こりません。 一次喪失を理解し受け入れ ...

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